日本で一番暖かい地域である沖縄には、ガジュマルで有名な観光地があります。
沖縄では、ガジュマルの木には、キジムナーと呼ばれる火の精霊が宿っていると言い伝えられています。赤い髪をした小さな少年の姿をしているという目撃談もあるそうです。
そのキジムナーが宿るガジュマルは、沖縄では、幸せを呼び込んでくれる木として有名です。
そんなガジュマルの大木がある観光場所が、沖縄にはいくつかあります。
ガジュマルで有名な沖縄の観光場所
大石林山のガジュマル
沖縄本島の最北端で、辺戸岬の近くにある、やんばる国立公園です。
いくつかの散歩コースのうち、ガジュマルの木を楽しめるコースは1週1キロメートルほどのコースです。「ゲゲゲの鬼太郎」のロケ地になった事でも知られている観光場所です。
崇元寺石門のガジュマル
那覇市の美栄橋駅・牧志駅の近くにあります。石垣にも覆いかぶさる根っこが迫力です。
崇元寺は太平洋戦争で焼失しましたが、石門だけはガジュマルに守られるように今も残っています。
琉球村のガジュマル
敷地内にはたくさんのガジュマルの木があります。
キジムナーがイメージキャラクターになっており、入り口で出迎えてくれます。沖縄の伝統文化を体験できる観光場所です。
ガンガラーの谷のガジュマル
比較的新しく公開された観光場所です。
予約が必要で約1時間半のツアーでガジュマルを見る事が出来ます。
太古の人類の化石や土器などが発掘されている場所で、ガジュマルの樹齢はわかっていませんが、ツアーの終わりに現れるガジュマルが非常に神秘的で、必見です。
まとめ
沖縄にある、ガジュマルを見る事が出来る数ある観光場所の一部をご紹介しましたが、どのガジュマルも非常に神秘的で、パワースポットのように観光客だけでなく地元の人にも親しまれているガジュマルです。
雄大なガジュマルの姿は圧巻で、その生命力の強さを私たちに見せてくれます。日本の本州では見る事のできない、本来のガジュマルの姿です。
伝説ではなく、本当にキジムナーが宿っていると思える神秘的な姿に、圧倒されます。沖縄に観光に訪れる際には、是非ガジュマルを見に行き、パワーを受け取ってきてください。