室内で手軽に植物を管理できるとして人気の高い栽培方法のハイドロカルチャー。最近ではガジュマルの木をこのハイドロカルチャーで室内管理している人が多くなっています。

植物を生長させるために必要な養分となる『肥料』はハイドロカルチャーで栽培する場合はどのように行うのが良いのでしょうか?

今回はガジュマルの木をハイドロカルチャーで栽培する際の肥料の与え方について調べて行きたいと思います。

ハイドロカルチャー・ガジュマルの肥料とは?

ハイドロカルチャーとは土を使用せず、ハイドロボールという人工用土を使用した水耕栽培のことを言います。

この方法での栽培は地植えや鉢植えなどで栽培するときと同じように肥料を与えるのでしょうか?

じつは同じように与えてしまうとハイドロカルチャーでの栽培では根腐れを起こして枯れてしまいます。なぜかというと、いくらガジュマルとはいえハイドロカルチャーでの栽培は地植えや鉢植での根っこに比べると少し弱いのです。

ハイドロカルチャー ガジュマル 肥料

ハイドロカルチャー専用の肥料を施す必要とは

ハイドロカルチャー栽培に植え替えを行ってから2週間後くらいから肥料は与えます。環境が変わったばかりの時に肥料を与えてしまうとガジュマルもビックリして成長をやめてしまうかもしれないからです。

与え方は表示されているハイドロカルチャー用の希釈で薄めて成長期の春から夏には月に2回ほど、水やりのタイミングで与えることをお勧めします。

逆に秋や冬は生育しないので肥料を与える必要がありません。元気がなくなっていると感じて肥料を与えてしまうと根腐れを起こして枯れてしまいます。

スポンサードリンク

なお、ハイドロカルチャーの植え付けを行う際に「イオン交換栄養剤」を入れている場合は、この栄養剤自体にしっかりと肥料が含まれていますのでハイドロカルチャー専用の液肥を行う必要はありません。

まとめ

今回は室内でガジュマルをハイドロカルチャーで栽培する際の肥料の与え方について調べてきました。

肥料は必ずハイドロカルチャー専用のものを使用するか、ハイドロカルチャー専用の希釈が表示されているものを選んで強すぎる肥料を与えないようにしましょう。

強い肥料を与えたり頻度を間違えると根腐れの原因となりガジュマルが枯れてしまう可能性があります。

肥料は植物にとっての栄養剤です。生育期にはしっかりと与えて管理してあげてくださいね。