沖縄で有名なガジュマルの木は、熱帯や亜熱帯地方に分布する常緑高木です。

妖精が宿る木として大切にされてきたガジュマルの木は、最近100均などでもよく見られる身近な観葉植物としても親しまれるようになりましたよね。

ガジュマルの木は比較的育てやすく挿し木で増やすことが出来ます。育てる時に幾つかの注意点があります。

今回は、ガジュマルの挿し木を育てる時に、直射日光を当てても良いのかや丁度いい日当たりなどの注意点と育て方をお教えします。

ガジュマルの挿し木を育てる時直射日光を当ててもいいの?

挿し木の方法

ガジュマルは、夏が生長期なので、その時期に合わせて46月に挿し木作業をすると根が張りやすいのでおすすめです。

その時期は剪定にも最適の時期なので、剪定した枝を使用するのも良いでしょう。

ガジュマル 挿し木 日光

挿し木の方法は次のようにします。

  1. 挿し木用の枝を、10㎝位の長さに切ります。葉っぱは先端の12枚ほどを残してあとは取り除いておくと、根を作ることに栄養がしっかり行き渡ります。
  2. 挿し木用の枝の切り口はきれいに洗い流しておきます。洗わずそのままにしておくと、白い樹液が固まって吸水性が下がってしまうので注意しましょう。
  3. 切り口を洗ったら、コップに入れた水に数時間から一晩漬けておきます。
  4. 挿し木用の用土は、観葉植物用の土や挿し木用の土のような水はけの良い土を使用します。自分で配合する場合は、培養土と赤玉土と鹿沼土を433の割合で混ぜた用土がおすすめです。
  5. 鉢にネットを敷いて、その上に鉢底石を敷き詰めます。その上に用土を鉢の8割ほど入れて真ん中に穴を開け、そこに挿し木用の枝を挿します。
  6. 挿し木をしたらたっぷりと水をあげ、その後は土が乾いたら水をあげるようにしましょう。

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挿し木に最適の日当たり

挿し木をしたばかりのガジュマルは、直射日光が当たると葉焼けして枯れてしまうことがるので、直射日光の当たらない暖かな明るい日陰に置いて管理するのが最適です。

12週間ほど明るい日陰で育てたら、徐々に日の当たる時間が長くなる場所に移していきます。

ガジュマルの挿し木は、3か月ほどでしっかりと根が張ります。それまでは、日の当たる時間が長くても14時間くらいにしておくことがコツです。

まとめ

ガジュマルは日光に当てることで株が丈夫に育ち、葉っぱもきれいに育ちます。

しかし、挿し木をしたばかりの時期はまだ根が張っていなくて弱いので直射日光を避け少しずつ日の光を当てるようにして、丈夫できれいなガジュマルの木に育ててくださいね。