みなさんはガジュマルなどの観葉植物を鉢植えで育てている時、土が減っていってると感じたことはありませんか?

実際、鉢植えで植物を育てていると最初植えた時には鉢いっぱいにあった土が少なくなっていく現象はよく見られます。これはどうしてなのでしょうか?

今回は、ガジュマルの鉢の土が減っていく原因と対処方法をお教えします。

ガジュマルの鉢の土が減っていくのはどうして?土が減った時はどうすればいい?

ガジュマルは、寒さが苦手な熱帯植物なので屋外で育てていても冬になったら室内へ移動させる必要があります。また、インテリアとして最初から室内で育てる場合も多く、ガジュマルは一般的に鉢植えで育てる植物です。

ガジュマル 土 減る

ガジュマルのような観葉植物を鉢植えで育てていると、土が少しずつ減っていくことに気づくと思います。昔は植物が土を食べているからだ、などと言われたりもしました。もちろん本当に食べるわけではなく、土の中の栄養分を植物が吸収して土が減るとされていたのです。

確かに、土の中の栄養分が吸収されることも土が減っていく理由の1つですが、少しずつなのでそれだけが土が減る理由ではありません。

ガジュマルの土が減るのは、水やりを繰り返すことで土の中の空気が減ってふっくらとしていた土が締まってくるからです。特にガジュマルは水はけの良い土を好みます。水はけの良い土はふっくらとしているので締まってくると減ったように見えるのです。

また、鉢植えの土は水やりをするときに鉢底から水と一緒に少しずつ流れ出していきます。これも、土が減っていく理由の1つです。

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ガジュマルの土が減った時はどう対処すればよいのか?

減った分だけ土を足す方法もありますが、土が締まると水はけが悪くなり、ガジュマルが根腐れを起こす原因になります。また、土の中の栄養分も減っているので新しい土に植え替えをすることが最適な方法になります。

ガジュマルは生命力が強く根もどんどん伸びます。根詰まりを起こすことを防ぐためにも、12年に1回、56月ごろに一回り大きな鉢に植え替えましょう。

まとめ

ガジュマルの鉢の土が減ることは自然なことです。ガジュマルや土自体に問題があるわけではないので、安心してください。

でも、そのままにしておくと土に元気が無くなってガジュマルが育ちにくくなるので12年に1回の植え替えで新しい土に変えてガジュマルを長く育ててくださいね。