ガジュマルは東南アジアやインド・オーストラリアなどの熱帯・亜熱帯地域が原産の常緑高木です。日本でも沖縄や種子島などに自生していて、妖精の宿る神木として大切にされてきました。

ガジュマルは、幹がポッコリとしたものや捻じれて絡まったようなものなど形が様々で観葉植物としても人気の高く、その独特の姿からインテリアとして室内で育てる場合も多い木です。

そこで今回は、ガジュマルを室内で育てる時のおすすめの土やコツなどについてお教えします。

ガジュマルを室内で育てる場合のおすすめの土や育てるコツとは?

ガジュマルを室内で育てる場合、1番気を付けることは根腐れを起こさないようにする事です。しかし、水が少ないと育ちが悪くなるので使用する用土は保水性に優れていて水はけの良いものが最適になります。

また、ガジュマルは生命力が強くどんどん大きくなるので栄養分がある程度含まれて保肥性の高い土も適しています。市販の観葉植物用の土はガジュマルを育てる為に必要な要素が全て含まれた培養土なので、おすすめです。

ガジュマル 室内 土

自分で土を配合する場合

保水性や排水性・保肥性に優れた赤玉土と栄養分の高い腐葉土を合わせたものをベースに、排水性・通気性に優れ、清潔で病害虫が寄りにくいパーライトや鹿沼土・川砂などを混ぜると良いでしょう。

配合のバランスとしては、次のようなものがおすすめです。

赤玉土(小粒)6:腐葉土3:パーライト1

・赤玉土(小粒)7:パーライト3

・赤玉土(小粒)8:腐葉土1:川砂1

・赤玉土(小粒)6:腐葉土3:鹿沼土1

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1つ難点なのは、観葉植物用の土は栄養分が高い用土なのでコバエが寄ってきたり土の表面にカビが生えてしまいます。

これは、ガジュマルが病気になる原因になり、また室内で育てるのには衛生面でデメリットになります。これを防ぐ為に無機質の赤玉土や鹿沼土で土の表面を覆うと良いでしょう。

ガジュマルの根腐れを予防するためには水を与えすぎないようにすることが大切です。水やりは、土の表面が乾いたら与える程度で大丈夫です。

また、肥料の与えすぎも根腐れを起こす原因になってしまうので、23か月に1回液肥を与える程度がおすすめです。

まとめ

ガジュマルを室内で育てる場合の土は、根腐れを起こさず病害虫を防ぐため水はけが良くて清潔なものがおすすめです。

ガジュマルは生命力が強い植物ですので簡単には枯れたりしませんが、インテリアとして長く楽しめるよう大切に育ててください。