みなさんはガジュマルの木を育てたことはありますか?ガジュマルはポッコリとした太い幹が様々な形に育つのが特徴的な常緑種の木です。
東南アジアやインドやオーストラリアなどの熱帯地域が原産で、日本では沖縄や屋久島などでよく見られます。ガジュマルは、生命力が強く温かい場所で管理すればあまり手間もかからず育てやすいので観葉植物としても人気の高い植物です。
実際にガジュマルを家庭で育てる時には、まず土を整えることが大切なポイントになります。
そこで今回は、ガジュマルを育てる時の用土の配合方法やガジュマルに適したphなどについてご紹介しましょう。
目次
ガジュマルが育ちやすい用土のphと配合方法とは
ガジュマルを家庭で育てる時にまず用意しなければならないのが土です。植物は一般的にph5.5~7.0くらいの弱酸性~中性の土で良く育ちます。ガジュマルなどの観葉植物も同様で、市販されている「観葉植物の土」は弱酸性に整えられています。
自分で用土を配合する場合にも、弱酸性の赤玉土をメインに栄養価の高い堆肥の一種である腐葉土と水はけを良くするための鹿沼土やパーライト、川砂などを配合すると良いでしょう。しかし、鹿沼土は酸性の高い土なので沢山混ぜると用土の酸性度が上がってしまうため少量混ぜるようにしてください。
ガジュマルを育てる時に1番おすすめなのは、「観葉植物の土」
「観葉植物の土」は、赤玉土・鹿沼土・パーライト・バーミキュライト・堆肥などをバランスよく配合された用土です。ガジュマルは根腐れを起こしやすい植物なので、排水性に優れた水はけの良い赤玉土や鹿沼土・パーライト・バーミキュライトなどを使用するのが最適です。
また、夏の生長期にはどんどん育っていくので保肥性に優れた赤玉土やピートモスなどがガジュマルに適しています。
ガジュマルを育てる為の用土を自分で配合する場合は、次のようなものがおすすめ
・赤玉土7:腐葉土3:パーライト1
・観葉植物の土8:赤玉土1:鹿沼土1
・赤玉土7:腐葉土3
・赤玉土7:ピートモス3
・赤玉土8:腐葉土1:川砂1
どの用土も、排水性・保水性・保肥性に優れた弱酸性の用土で、ガジュマルを育てるのに適した配合になっています。
まとめ
ガジュマルを家庭で育てるのには、環境を整えることが大切です。その中でも用土は1番重要で、配合を誤るとガジュマルが病気になったり枯れてしまうこともあります。
今回ご紹介した配合を参考にして、ガジュマルを健康に育ててくださいね。