みなさんはガジュマルが盆栽にも向いているってご存知でしたか?

ガジュマルは、東南アジアやインドやオーストラリア・沖縄などに自生する熱帯植物で、観葉植物としても人気が高く、ポッコリとした太い幹や気根が生長して1つとして同じものの無い独特な姿が特徴的な植物です。

生命力が強くどんな鉢や屋外でも育てやすいので盆栽にして楽しむ人も増えてきました。

今回は、ガジュマルを盆栽にして育てる時におすすめの土や育て方のコツについてご紹介します。

ガジュマルを盆栽として育てる場合におすすめの土や育てるコツとは?

ガジュマルは観葉植物としてだけではなく盆栽としての楽しみ方もあります。

そもそも観葉植物と盆栽の違いとは何なのでしょうか?

ガジュマル 盆栽 土

 

観葉植物とは、屋内で管理し手入れが比較的簡単で、葉っぱの緑を鑑賞目的としたものを指し、盆栽とは、屋外で管理し手入れに手間がかかる、枝ぶりなどの木の風情を楽しむものを指します。

しかし、ガジュマルは育てることには手間がかからず、和テイストの鉢に植え替え剪定して枝ぶりを整えれば屋内でもインテリアとしても楽しめる盆栽として育てることが出来ます。そこがガジュマルが盆栽としても親しまれる理由の1つなのです。

盆栽として育てる場合に適している土とは

観葉植物として育てる場合と変わらず水の与えすぎによる根腐れを防止するため、水はけと水もちの良い市販の観葉植物用の土や赤玉土(小粒)と腐葉土を73で混ぜた土がおすすめです。

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盆栽でもよく見られるように根元に苔をはる場合はケト土(葦やまこもなどの水辺の植物が枯れて水の底に溜まり粘土状になった土)が苔をはる為の接着剤の役割をしてくれます。

苔をはる場合の注意点について

土の表面全てに苔をはると水やりの指標となる土の乾き具合がちゃんと確認できなくなったり、苔が水を吸い取ってしまい根まで水が行き渡らなくなってしまうので、苔は土の1部分ほどにはるのが最適です。

また、苔がガジュマルの幹にあたると腐ってしまう場合があるので、苔が幹に触れないように注意してください。

まとめ

ガジュマルは盆栽としても育てやすい植物です。用土も観葉植物として育てる時と同様のもので大丈夫です。

根腐れを起こさないように水の与えすぎに注意しながら盆栽としても楽しんでください。