生命力の強いガジュマル。植え替えや剪定では丸坊主にして、形を整えるのですが、その後なかなか芽が出ない、ということはありませんか?
その原因と対処法を紹介したいと思います!
枯れてしまった?丸坊主のガジュマルから芽がでないのは何故?
ガジュマルを丸坊主にするときの多くは剪定や切り戻し、植え替えの時になります。
樹形を整えるため、葉の日当たりをよくするために剪定や切り戻しを行います。
植え替えは二年に一度くらいは行います。そのままだと根詰まりなどを起こし、ガジュマルを弱らせてしまうためです。
まずはなかなか芽が出ない、という時、丸坊主にしてからどれくらい経っているかを考えてみてください。
ガジュマルは数週間で芽吹くこともあれば、一か月くらいかかることもあります。
あきらめずに世話をすることが大切になります!
ただ、とにかく芽がでなくて心配、というとき、以下の点についてチェックしてみてくださいね。
適切な時期に剪定や切り戻し、植え替えを行っているか?
剪定や切り戻しは4月から7月くらいまで、植え替えは5月から6月の間に行います。
もし、時期をとり違えて剪定や切り戻し、植え替えを行ってしまうと、成長が止まっている時期にあたるので、ガジュマルが芽吹きにくいのです。
このような時は、諦めずに成長しはじめる春まで、苗木が傷んでしまわないように世話をしてあげてくださいね。
春が来てから芽吹いてくれる可能性があります。
夏であれば、直射日光はガジュマルには強すぎるので気をつけてください。そして水切れしないように土が乾いたら、たっぷり水をあげてください。
冬であれば室内に入れるなどして、寒さには特に気をつけてください。
冬も土が乾いたらお水をあげますが、少な目にしてあげてください。
葉水も頻繁には必要ありません。
2年以上植え替えせずに丸坊主にしていないか?
鉢植えで購入したガジュマルは、2年たったら植え替えが必要です。
鉢の中が根でいっぱいになり、根腐れを起こしやすくなります。
また、病気にかかりやすくなったり、害虫がつきやすくなるためです。
植え替えていない場合は、一度、植え替えをしてあげてください。根の状態もチェックしてあげてください。やせ細っていないか、害虫がついていないかチェックしてくださいね。
まとめ
ガジュマルは非常に生命力が強い植物です。しばらく芽が出なくてもあきらめずに様子をみてください。根気強く日光に当て、水をあげてみてくださいね。
枯れたように思えても、時間をかけて見守っていると小さな芽をつけてくれることがよくあります。
とくに芽が吹きだす春先の日差しに当ててあげることで、ガジュマルの小さな芽が出てくることがありますので、ガジュマルの生命力を信じて、長い目でみて世話を続けてみてくださいね!