観葉植物としてのガジュマルは様々な大きさがありますが、亜熱帯で生息しているガジュマルはとても巨大です。

それだけの大きさゆえに、ガジュマル自体が兼ねそろえている成長能力は計り知れない強さだと納得できるのではないでしょうか。

私たちが家でも楽しめるよう観葉植物として改善されたガジュマルたちにも、この成長の威力は引き継がれています。そのため、ガジュマルの成長のシーズンである春から秋にかけては驚きの成長がみられます。

成長にあわせて植え替えをしてあげることで、小さな鉢の中で根っこが窮屈な思いをせずにのびのび育つ環境を提供することができます。

窮屈なままではガジュマルが枯れてしまう最悪の事態も招くため、これはとても重要な作業です。植え替えにもコツがありやり方を間違ってしまうと、せっかく植え替えた苦労が水の泡となってしまいます。

ガジュマルに最適な植え替え方法をマスターしましょう。

ガジュマル 葉が落ちる 植え替え

ガジュマルの葉が落ちてしまわないよう植え替えるには?

まず、ガジュマルを植え替えるにあたって、大事なことはその時期です。私たちが着替えをするのにも冬場は寒くて嫌なものです。それと同じで、ガジュマルも一番メンタルのよい4月から7月ごろが最適で、天気の良い日に植え替えてあげましょう。

次に鉢と土の準備ですが、鉢は今よりも大きいものを、土は観葉植物専用の培養土がおすすめです。準備ができれば、いよいよ植え替えです。

まず新しい鉢に、鉢底ネット鉢底石を順に敷いていきます。その上に土を少し入れ植え替えます。木を移したあとに、残りの土をかけ土をなじませてあげましょう。

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そして鉢の下から滴るくらいたっぷりとお水をあげましょう。これで植え替え自体は終了ですが、実は植え替えはこの後の管理が重要です。新しい土にしっかり慣れるまで、刺激のない環境で管理してあげましょう。

直射日光は禁物で、レースのカーテンなど日差しにワンクッションおいたやさしく明るい場所が最適です。肥料を与えるのも控えて下さい。

そして土が乾いたら、またたっぷりの水をあげるようにしましょう。そうすれば、およそ半月くらいでガジュマルは新しい土に慣れてくれます。

まとめ

ガジュマルの成長は著しく、成長に応じたワンランク大きな鉢への植え替えが必要になってきます。

環境の変化に敏感な性質なので、植え替えた後の管理はとても重要です。

出来るだけ刺激することなく、新しい土になじむまではガジュマルの好む場所で様子をみてあげるようにしましょう。