観葉植物としては丈夫な部類に入り、栽培初心者でも比較的簡単に育てることができるガジュマル。
実は肥料をあげなくても枯れるようなことがないほど丈夫なのですが、そこはやはり植物なので、定期的に肥料をあげるとより元気に育ってくれます。
しかし、肥料の種類やあげるタイミングによっては、ガジュマルの成長にとって逆効果になることも。
今回は、ガジュマルにとって最適な肥料とはどんなものなのか、解説していきたいと思います。
ガジュマルの肥料、おすすめは?
市販されている園芸用の肥料には、植物の成長に不可欠な栄養素が含まれています。窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)の3つがそれです。
この3つの栄養素は肥料によってそれぞれ配合バランスが異なるので、使用する植物に合ったものを選ぶのが大事です。
ガジュマルのような観葉植物の場合は、N:P:Kのバランスが1:1:1のものが適しているとされています。
この比率は、肥料のパッケージに必ず書かれているので、店頭で配合比率をしっかり確認してから購入するようにしましょう。
ガジュマルに最適な肥料の種類
肥料には、与えてからすぐに効果を発揮する速効性の肥料と、与えてから長い時間をかけてゆっくりと浸透する緩効性の肥料の2種類があります。
速効性肥料
効果が現れるのが早く、緩効性肥料よりも強いのが特徴です。また、効果が早い分効き目がすぐに切れてしまうので、短い間隔で続けて与える必要があります。
緩効性肥料
効果は弱めですが、ゆっくり長く効き目が続きます。どういった効き目を期待するかで、選び方が変わってきます。
ガジュマルの場合は、強すぎる肥料を与えてしまうと逆に根腐れを起こしたり、枝葉が伸びすぎたりしてしまうことがあるので、どちらかというと緩効性の肥料がおすすめです。
数ヶ月に1回ほどのペースで根元にまいてあげましょう。
まとめ
ガジュマルに合った肥料の種類や、おすすめの肥料について解説しました。
肥料はホームセンターや100円ショップなどでも販売されていますが、その性質は肥料によってまちまちです。
必ずパッケージに書かれている説明をじっくり読んで、ガジュマルに最適な肥料を選んであげてください。