ガジュマルは熱帯・亜熱帯地域に分布する樹木ですが、温かい環境であれば意外と育てやすく、初心者にもオススメの観葉植物として知られていますね。
家にやってきたガジュマルのお世話をしていて、「新芽が枯れる」ということが起きることがあります。枯れるのには理由がありますので、今回は新芽が枯れる原因と対処方法についてお話していきたいと思います。
ガジュマルの新芽が枯れるのはこんな時
新芽に限らず葉っぱが落ちるという現象は、お世話をしている立場からするとショックですよね。
そうなった時はひとまず落ち着いて、落ちた葉の色をチェックしてみてください。
緑の葉っぱが鉢を動かした時に落ちる場合は、日照不足で株の育ちが良くないことが原因です。
ガジュマルの元気がなくなってきているということですね。
ガジュマルの体力が落ちているので、気温の変化(寒暖差)や、水のやりすぎや反対に水切れに過剰に反応してしまうのです。
まずは鉢の土を確認
まだ湿っているならば、一旦水やりはストップです。
日照不足になっていないか、置き場所を見直してみましょう。
もし日照不足と思ったら、3~4時間位を目安に、徐々に慣らしていくつもりで少しずつお日様に当てます。
枯れた新芽が黒・茶色になっているならば危険信号
枯れる数が増えてくるなら、ガジュマルの根っこが傷んでいる可能性があります。
茎や枝、幹を触ってみてください。
柔らかくなってブヨブヨした感じになったり、逆にスカスカな感じがしたりしませんか?
こうなる原因は、水のやりすぎで土が常に湿っている状態になっているからです。
鉢から出して根の状態を見る必要があります。
触ってみて大丈夫そうな時は、ガジュマルの置き場所を見直してみましょう。
日当たりは大丈夫か
新芽は強い日差しに長時間当てるのはよくありません。
かといって日照不足になると良くないので適度にお日様に当たるように気をつけてみてください。
気温の低くなってくる時期は寒さで弱ることがあるので、室内なら暖かい日差しの当たる場所に置きます。
気温5℃以上を目安にして、基本的には冬は室内で育てましょう。
冬場は水のやりすぎと寒さが原因になります。
葉水をしながら土への水のやりは控えて乾燥気味に育てるのが良いですね。
まとめ
いかがでしたか?
ガジュマルの新芽が枯れるのは、その株がどのような環境で育てられたかで原因が変わってきます。
ガジュマルはなるべく日当たりの良い場所で、冬場は寒くならないようにして、水をやりすぎて根腐れしないように注意することが良い環境ですよ。
新芽が黒や茶色になったら、できるだけそういう環境に近づけるようにしましょう。