とても丈夫で育てやすい観葉植物、ガジュマル。肥料をあげなくてもすくすく育ってくれますが、あげるとより元気に成長してくれます。
しかし、本来肥料をあまり必要としない植物のため、肥料をあげる場合には、ちょっとしたポイントをおさえてあげる必要があります。
今回は、ガジュマルに肥料をあげるときのポイントについて、お話ししたいと思います。
ガジュマルに肥料をあげる場合の育て方
ガジュマルに肥料をあげる場合は、春から秋の間にあげるようにしましょう。できれば比較的暖かい5月から10月の間がいいです。この期間はガジュマルの成長期で、肥料をあげることによってガジュマルの成長を健全に促進することができます。
逆に、休眠期に入る冬に肥料をあげると、栄養分の吸収がうまくいかず、余った養分が根にダメージを与え、根腐れを起こしてしまいます。冬場は寒さで栄養が足りなくなるのではと心配になりがちですが、休眠期のガジュマルは栄養を吸収する能力も落ちているので、暖かくなるまで肥料なしで育ててあげましょう。
また、植え替えをした直後などは、肥料をあげないようにして下さい。植え替えによってガジュマルは弱っているので、そこに肥料をあげると、根が肥料の力に耐え切れず、成長するどころかますます弱ってしまいます。
ガジュマルに与える肥料の量
ガジュマルに肥料をあげるときは、パッケージに記載されている量を必ず守ってください。緩効性の固形肥料の場合、鉢の中に数粒転がしておくだけでも十分です。それ以上の量になると、ガジュマルが肥料焼けを起こしてしまいますので、くれぐれもやりすぎには注意しましょう。
肥料を与える間隔は、緩効性の固形肥料の場合、2~3ヶ月に1度程度が目安となります。即効性のある液体肥料は、与える機会はほとんどないですが、もし与える場合は2週間~1ヶ月に1度の間隔で与えるようにしましょう。
まとめ
ガジュマルに肥料を与えるときのポイントについて解説しました。
春から秋の成長期には、ガジュマルは大きく成長するので、それに見合った量の肥料を与えてあげましょう。
適切な時期に適切な量の肥料を与えることにより、ガジュマルはより大きく成長することができます。