ガジュマルは、沖縄などの温かい地域でよく育つ、熱帯地方出身の植物です。自然に生えているガジュマルは地中にのびのび根を張って、枝からは気根と呼ばれるひげのような根っこをはやします。
この記事では、ガジュマルの新芽の時期について、調べたことをまとめました。
ガジュマルの新芽が出る時期とは?
ガジュマルは、温かい気候の中では元気に成長しますので、一年中暖かい地域では、比較的いつでも新芽を芽吹かせてくれます。
しかし、日本本州で育てる場合は、秋の涼しくなる時期や冬の寒い時期は生育が穏やかになります。つまり、新芽が一番出やすい時期は、春から夏にかけてと言えるでしょう。
もっとも生長が盛んなのは4月~7月と言われており、真夏の日光の下では活発に光合成をします。ガジュマルの剪定を行うならこの時期が最も適しています。枝を切るのはかわいそう、と思うかもしれませんが、ガジュマルはとても生命力が強く、多少強めに剪定してもすぐに新芽を出してくれるでしょう。
むしろ、剪定を行わずに思う存分育ててしまうと、ガジュマルはどんどん大きくなります。
ガジュマルは樹齢300年と言われており、木陰で人が涼めるほどの大きさにまで成長する樹木です。室内で育てるには手に負えなくなってしまうほど大きくなってしまうので、注意が必要です。
ガジュマルは、日本本土で育てる場合は冬は室内で過ごさなくてはなりません。ですから、室内に入れてあげられないくらい大きくなっては困るのです。
ガジュマルが必要以上に大きくなってきたら、必ず剪定をしてあげてください。
ガジュマルの枝は太くて丈夫なので、園芸用の手袋をして剪定を行うと安全です。剪定用はさみやナイフ、のこぎりなどを使用して枝を切り戻しましょう。剪定後しばらくすると、ガジュマルの新芽が芽吹いてくれるはずですよ。
まとめ
いかがでしたか?今回はガジュマルの新芽の時期について調べたことをまとめました。
ガジュマルの新芽は、暖かい時期であれば芽吹いてくれます。もっとも生育が盛んな4月~7月が適しています。
剪定する場合は、この時期に行うとよいでしょう。ガジュマルは大きく育つ植物です。適度に剪定してあげてくださいね。