植物の成長には水は欠かすことができません。とはいえ、必要以上に水をやりすぎてしまうと植物には悪い影響を与えてしまう可能性もあります。

観葉植物として人気のガジュマルにも、もちろん水やりは必要ですが、適度にしておかないとかえって植物には負担となることがあります。もしも水をやりすぎた場合はどんな症状が出るのかも知っておきたいところです。

ガジュマルの水のやりすぎには注意が必要です

見た目が独特なガジュマルは観葉植物としても人気が高まっています。生命力が強いこともあり、初心者にも育てやすい植物となっていますが、ガジュマルについての知識がないまま間違ったお手入れをすると木を弱らせてしまったり、時には枯れさせてしまうこともあります。

ガジュマル 水 やりすぎ

まず、植物の栽培には水やりは欠かすことができません。自然界ではガジュマルは湿潤な気候を好みますので、水はたっぷりと与えたほうが良いと考える人も多いのではないでしょうか。もちろん、水をやらないと乾燥して枯れてしまいますが、逆に与えすぎると根腐れが起きてしまうこともあります。

根腐れしてしまった場合も生命力が強いので復活する可能性はありますが、できることなら余計なダメージを与えずに元気に育ててあげたいものです。根腐れしている場合は葉が落ちたり、土から腐敗臭がするなどで判断することができます。

水を与えるタイミング

春や秋は土が乾いてからにすると良いでしょう。夏場は土が乾きやすいので毎日与えることも多いですが、この時も必要以上に与えないよう注意が必要です。

そして冬場も土が乾いてから与えることとなりますが、根が水を吸う力が弱まっている季節でもありますので、土が乾燥してから数日程度経って与えると良いでしょう。

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鉢皿に溜まった水をそのままにしておくことは根腐れの原因となるので捨てておきます。そして、霧吹きなどで葉に水を与える葉水は年間を通して行ってあげたいところです。

乾燥を防ぐことはもちろん、葉水はハダニを防ぐのにも役立ちますし、気根も育ちやすくなると言われています。

まとめ

野生のガジュマルは湿潤な地域で育ちますので、水はたっぷりと与える必要がありますが、あまりに多いと根腐れしてしまいます。冬場は特に水を吸う力が落ちていますので注意が必要です。

鉢皿に溜まった水をそのままにしておくことも根に良くありませんので、捨てる習慣をつけておきましょう。

霧吹きを使った葉水も乾燥対策に役立ちますので、お手入れに取り入れていきたいところです。