精霊が宿る木として日本では沖縄地方を中心に暖かい地域に生息する人気植物のガジュマル。南国地方に生息する植物と言うだけあって太陽の光を好みグングンと育ってくれます。
室内などでも育てやすいということで人気を集めるガジュマルの木を種から育てたいと思った際、その種に関して注意したいことがあります。
今回はガジュマルの木の種について調べて行きたいと思います。
ガジュマルの種 の採取とは?
ガジュマルの木を種から育てようとして、園芸店や通信販売などで購入したガジュマルの種を見て『種はどれ?』とビックリした人、いらっしゃいませんか?
そう、ガジュマルの種は袋から取り出して出てくるのは「果実の一片」に種がたくさんついている状態のものなのです。
では早速そのまま種を植えようかなと行きたいところなのですが、ちょっと待ってください。じつはそのまま植えても芽が出ません。
まず茶こしなどにこの果実のような一片を入れて水でこすり洗いをします。数回繰り返しているうちに固まりがほどけて種が出てきます。
これを用意しておいた種まき用の土の上に蒔き、ガジュマルの木の採取は完了です。
ガジュマルの実と種?
ガジュマルの実は、それを割ると中から種子が出てきます。種子だけを取り出したくても実にくっついていてなかなか取れにくいのです。そのため購入した際にはその一片が入った状態で売られているのですね。
先ほどの方法で種を採取するのですが、その理由に「発芽しないから」と書きました。
自然界のガジュマルは鳥などに食べてもらった後、消化されなかった種子だけが糞として土の上に落ち、発芽をするのです。
売られている状態のままでは「発芽抑制物質」があるようでそれをしっかりと洗い流すことで発芽率が上がるのだそうです。
まとめ
今回はガジュマルの木の種の採取方法と種について調べてきました。
独特な形をしたガジュマルの木は種の採取も独特な仕方で行います。ポイントは茶こしなどを使用して擦り洗いをして採取すると言うことでした。
種から育てることによって時間はかかりますが愛情をより込めて栽培することができます。
園芸店で見つけたら是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?