ガジュマルの特徴は何といっても幹から出てくる「気根」ではないでしょうか。
はじめは細いヒモの様な物ですがだんだん伸びて地面に達すると太くなり、やがてはガジュマルの木をしっかりと支えられるほど存在感のある根になります。
観葉植物や盆栽などではぷっくりと太い根が出ていて人参ガジュマルと呼ばれることもあります。根の多くの部分が地上に出てしまっているわけですが、水はどのくらい与えればよいのかご紹介します。
ガジュマルの気根にはどのくらい水をあげるのか?
もともと高温多湿地域の植物なので、湿気を好み乾燥すると枯れてしまいます。しかし水を与え過ぎたり水はけが悪かったりして、根が常に濡れている状態が続くと根腐れを起こすので注意が必要です。
では、どのように水を与えたらよいのでしょうか。
水やりのタイミング
成長期と休眠期で異なります。成長期である春から夏の気温が高い季節は、屋内であれば土が乾いたら水やりをします。目安としては2日に1回程度かと思います。
秋になると気温が下がりガジュマルの成長も緩やかになるため水やりの回数を減らしていきます。気温が10度より下がると成長が遅くなります。ですから冬は休眠期となり水をあまり欲しません。
やや乾燥気味に管理するので土が白っぽくなるまで乾き、さらに数日経ってから水やりをします。
与える水の量
水やりの際はたっぷりと与えます。鉢底から水が出てくるまで与えて鉢の中に十分に水分を行き渡らせます。鉢皿にたまった水は捨ててください。
まとめ
ガジュマルは比較的育てやすい観葉植物ですが水やりのポイントをおさえておかないと枯れてしまうことがあるので要注意です。
ぷっくりと太い気根が土から出ている状態の物が多いのですが水やりは他の観葉植物と同じように土の様子を見て行います。水やりによって土の中の老廃物を流したり新しい空気を入れたりする効果もあります。
水やりのタイミングは土をよく観察し触ってみて乾いているかどうかで判断します。また、健康な状態の葉が落葉したら根腐れ、株の下の方にある葉が枯れたら水切れの可能性があります。
ガジュマルや土の様子をよく見て与える水の量を変えてみましょう。