私たちが住む地球には多くの緑が存在します。その緑を形成する樹木の数は数え切れません。全てが観測されているわけではありませんが、古く昔からずっとたたずむ樹木が多くあります。今知られている最古の木は樹齢が8万年以上とか。
日本でも屋久島の縄文杉は樹齢が2700年以上といわれていて、高さは30メートル、幹の太さは側面で16メートルもあるといいます。さすがにそこまでの木は数多く存在しませんが、私たち人間の年齢から考えれば果てしない年月で想像すら困難です。
加えて私たちは、木の樹齢を知ることで木の生命力のすばらしさ、力強さを感じとることができるのではないでしょうか。
沖縄に生息しているガジュマルの樹齢を知ろう!
どんな木でも初めは小さな芽から生まれます。大きな木であればあるほど、多くの年月をかけて成長してた証といえるでしょう。
沖縄地方には人々が驚くほどの大きな木があちらこちらでたたずみ、その木見たさに訪れる観光客は後を絶ちません。それが、ガジュマルの木です。
高さは小さくても10メートル、高いものでは20メートルにもなる巨木です。
こんなに大きな木の樹齢とは一体どのくらいなのでしょうか
沖縄のガジュマルのなかでも最大の樹齢と大きさを誇る、ひんぷんガジュマルの樹齢は240年から300年以上ともいわれています。
カンガラーの谷のガジュマルはおよそ150年、大石林山のガジュマルは200年もあると推定されています。
また琉球村にそびえるガジュマルは180年といわれていて、どれも人間の生命力をはるかに超えた年月です。
他にも波平(はんじゃ)アシビナーのガジュマルは、高さ約8メートルで樹齢50年から150年と想定されています。
一番大きなひんぷんガジュマルの高さは19メートル、カンガラーの谷の場合は20メートルなので、やはり大きいものほど樹齢は長いといえそうです。
沖縄に生息しているガジュマルたちの樹齢を平均すれば150年から200年というなんとも歴史深い感覚を覚えます。
その間雨にも風にも負けず、台風や自然災害、はたまた戦争などの人的災害にも負けず、ずっとそこにたたずむガジュマルの勇敢な姿を一度はこの目で見てみたいものです。
まとめ
沖縄に自生しているガジュマルの多くは、人々が驚くほどに巨大で圧巻です。歴史を紐解いてみる、樹齢は古くても300年以上で平均してみても150年から200年はあります。
そのすべてが観光名所になっています。大変大きなガジュマルの木は、パワースポットとして私たちを霊的に守ってくれていると言い伝えられています。