日本では沖縄や屋久島などに自生しているガジュマルは近年、観葉植物としても注目を浴びたことから人気が高まってきています。
その可愛らしい見た目の特徴の一つとして挙げられるのが『気根』と呼ばれる根の丸みです。実はこの気根を自分好みに成長させるには”種”から育てる方法しか無いようです。
そこで今回は、ガジュマルを種から育てるべく、種の販売場所や価格の相場などについて調べてみました。
ガジュマルの種の販売場所とは?
そもそもガジュマルは鉢植えや挿し木から増やした苗で育てるのが一般的とされています。それは、種の入手も種からの育成もかなり難易度が高いことや、それに比べて挿し木などの方がより簡単、安全に育て上げられることが理由として挙げられるようです。
どのくらい種の入手が困難なのか実際に調べてみた
ガジュマルの種はホームセンターなどではほとんど取り扱われていないようでインターネットで探してみたところ、ネットオークションで入手できることが分かりました。
しかもガジュマルを種から育てている方達のブログやホームページを見ると殆どの方が同じ場所から購入しているようなのでそこ以外では手に入りにくいようです。
ここのネットオークションなら価格は約100粒で600円程度でした。他の場所での購入が見込めないため相場が分からないのですが、植物の種という面から見ると比較的リーズナブルな価格ですね。
ちなみに種が送られてくると言っても、ガジュマルの場合は実に種が付いたままの形で送られてくるようなのでパラパラした種を想像している方はびっくりしそうな見た目でした。
実際にどのようにして種からガジュマルを育てればいいのか?
まず届いた種は袋から出し、茶こしなどで水につけながら実から種を剥がしとります。ガジュマルの種には発芽抑制物質がついているため綺麗に洗い流さないと発芽がしにくくなってしまいますので何度も何度も綺麗に洗い流しましょう。
こびりつきがひどい場合には少し水に浸け置きしてふやかすとやりやすいようです。この綺麗に水洗いした種を土に撒き、そのまま水をたっぷりで発芽まで育てていきましょう。
まとめ
ガジュマルの種はホームセンターなどではほとんど入手が出来ないためネットオークションなどで購入するしか無いようです。
価格は約100粒で600円程度でした。
種から育てることは少し難しいガジュマルですが育て上げた時の感動は一際ですのでぜひ素敵に育て上げてくださいね。