ガジュマルは二本の幹が重なるように繋がって人間が歩いているかのようなユニークな形をしていますよね。ガジュマルにはそんな木の部分から「気根」と呼ばれる細い幹のようなものがたくさん生えてくる事があります。これはガジュマルが湿気を好むので湿度が高いとよく生えてくるようです。
私が育ててきたガジュマルでは残念ながらあまり見たことがないのですが、画像検索などをするとその迫力に驚きます。幹の部分が太く大きく育ったガジュマルほど気根がよく生えているように感じます。気根が絡まる事で更にガジュマルの生命力が伸びそうですよね!
様々なものへ絡みつくため絡みつきの木ともいわれているそうで、近くに石などを置き絡ませる愛好家の方もいるようです。ですがこの気根が枯れてしまうこともあるそうです。その原因が何なのか…少し考えて対策をしてみましょう。
ガジュマルの気根が枯れるのはなぜ?
これはひとつの原因として日光に当てすぎてしまった場合も枯れてしまう事があるそうです。植物は基本的には日光が大好きではあるのですが、直射日光を当てすぎるのも良くないと言われています。
直射日光は葉が黄色くなってしまう原因ともいわれていますので植物にとっては致命的であることを覚えておきましょう。
あとは幹自身の元気がないと気根はまず伸びませんのでそれまで順調に伸びていても幹が弱ってしまうことで、枯れてしまうこともあると思います。
剪定をせずにいることで葉へと多くの栄養がいってしまい肝心の木の部分へ栄養がいかないのです。幹の部分に栄養がいかなければ気根が枯れてしまうのも分かりますよね。
そして、もともと根腐れを起こしてしまっていることも考えられます。根腐れは水のやりすぎであったり、植え替えをせずに根詰まりを起こしてしまった場合などになるそうなので、大きくなったのなら大きめの植木鉢へと植え替えをするなどをしましょう。特に水のあげすぎには注意を払ってくださいね!
まとめ
ガジュマルは少し前から育てているのですが、気根があるという事は初めて知った私です。
ですがこの気根が多いほどガジュマルが元気であることはわかりますので、今後のガジュマルを育てる課題にしようと思います。
ちなみに気根はよく生えると見栄え的にはあまりよくありません。ですがむやみに切ってしまうのも良くないそうなので気を付けてみてください。