ガジュマルは勢いよく育っていく観葉植物で、植物を育てる過程で成長を観察しているのが楽しく愛情を注いでいくものですが、なんだか茎や幹が細いと感じたことはないでしょうか。
他の方がWeb上でアップロードしている画像と自分のガジュマルと茎や幹がなんだか頼りない。こんなに太くない。このようにガジュマルを育てていると感じる事があります。
茎や幹は成長とともに大きく太くなっていきますが、茎や幹からも根が出ることをご存じでしょうか。
また、根詰まりを起こすとガジュマル自体の成長を妨げることによって茎や幹が育たないだけでなく根腐れを引き起こすのです。
ガジュマルの茎や幹が細い?それは気根が太くないから
ガジュマルの茎や幹が細いと感じているのは、もしかしたらガジュマル自体が十分に育っていないという可能性があります。
気根とは茎や幹から出てくる根の事を言うのですが、本来の根っこの部分というのは土の中で成長していき、やがて大量の根を張ります。気根の場合は地上に存在する根であるという解釈で良いでしょう。
ガジュマルの気根は茎や幹から生え、やがて成長をしていくと土にまで到達し、茎や幹に絡みついて幹のようになっていきます。
Web上にアップロードされているガジュマルの画像などは、この気根が成長をして幹に絡みついているものが多いため、細いと感じるのではないでしょうか。
根詰まりは成長の妨げになる
植え替えを行う理由の一つとして、根詰まりというものがあります。
根詰まりを起こすとガジュマルの成長を妨げるだけではなく、根腐れまでをも引き起こしせっかく育てたガジュマルが駄目になってしまうなんていうことにもなりかねません。
普段のメンテナンスにも注意をしていきましょう。
まとめ
ガジュマルの茎や幹が細いと感じるのは、気根が十分に育っていないからそう見えるだけかもしれません。気根とは地上に生える根っこと捉える事ができます。
ガジュマルの気根は茎や幹から生えてきますが、成長するとやがて土にまで到達し、幹に絡みつき太くなっていきます。これがガジュマルの幹が細いと感じる原因ではないでしょうか。
また、根詰まりを引き起こすとガジュマル自体の成長が遅れ、茎や幹が細いままということも考えられます。根詰まりのまま放っておくと根腐れを引き起こす危険性があります。そのため、普段からメンテナンスには注意を払っていきましょう。