茎というのは草本に対して使う言葉ですが、木本が木質化した状態の茎を大体の場合に幹と呼ばれています。茎が柔らかい場合も幹がやわらかい場合もたいていが根腐れである可能性があります。

根腐れの原因はいくつかありますが、水はけが悪く底に水が溜まった状態が長期間続くと根腐れを起こす場合がほとんどです。根腐れを起こすと中身がスカスカになり、触るとぶよぶよしていて柔らかい状態になります。

また、鉢植えなどで大きさに応じて植え替えを行わずに長期間居ると、根詰まりを起こして根が大量に鉢の底に過密状態になり腐って行ってしまいます。そういったケースに遭遇した場合にはすぐに植え替えを行わなくてはいけません。

 ガジュマル 茎 柔らかい

 

ガジュマルの茎や幹が柔らかいと感じたら根腐れの疑い

根腐れの疑いがある場合には、根詰まり同様にすぐに植え替えてあげる必要があります。

ガジュマルの育成にとって好条件である5月頃がベストなのですが、それ以外の期間で根腐れを起こした場合であっても植え替えが必要です。大体春先から秋口ほどであれば、植え替えることで根腐れの対応を行う事ができます。

この場合は水の与えすぎがほとんどで、土の中にある不純物などが原因で根腐れを起こしているので、土を変えるだけでだいぶ変わってきます。

茎や幹がふわふわとスカスカした状態では重度の根腐れであると考えて良さそうです。とはいえ、早期の段階で気がついたのであれば手遅れになる前に植え替えの検討をしなくてはなりません。

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もし、茎や幹に生きている部分があるようであれば、挿し木をすることで解決することができます。幹がおおよそ2cm前後で腐っていた場合にはこの挿し木をする以外にありません。

スカスカしたり柔らかいなと思ったら、茎や幹の状態を確認し生きている部分を探す必要があります。挿し木をすることによって解決できますので、落ち着いて対処に望みましょう。

まとめ

茎は草本に対して使う言葉で、木本が木質化した状態が幹と言います。茎や幹にかかわらず柔らかいと感じた場合には根腐れを疑うようにしましょう。

根腐れを引きおこしてしまった場合には、別の鉢か庭などに移してあげる必要があります。水を与えすぎた土が原因で腐敗臭のようなものが出てきた場合に特に有効です。

根腐れが深刻だった場合には、おとなしく挿し木の検討をして、ゆっくり育てていきましょう。