気が付くとガジュマルの幹が黒い、ということに気づき、びっくりすることがあります。
なにか病気にかかったのか、害虫がついているのか判断もつきません。
幹が黒くなる原因や対処法について紹介したいと思います。
目次
ガジュマルの幹が黒くなるのはなぜ?
まずは全体を観察してみる
まず、ガジュマルの幹が黒くなっているのは部分的に、でしょうか?全体的に、でしょうか?また、ガジュマルの葉に異常はあるでしょうか?ないでしょうか?
害虫の場合害虫
カイガラ虫が原因のスス病という病気であれば、幹よりガジュマルの葉がススがかかったように部分的に黒くなったりするので、分りやすいと思います。
ちょっとした苔などの場合
外で育てているガジュマルならば、黒い苔のようなものが幹につくこともあります。
根が傷んでいたり、根腐れの場合
また、ガジュマルの木の根元が、濡れたように黒いのであれば、根が傷んでいたり、根腐れの可能性があります。
このようにガジュマルの幹が黒くなる時には、いくつかのパターンが考えられます。
判断するにはガジュマルの全体の様子をよく観察してあげてください。
幹が黒くなった時の対処方法
害虫の場合の対処法
まず、虫がついたときは園芸店に行き、駆除剤を購入して対応してください。
ほったらかしにすると、どんどん食べられていって枯れてしまうので、急いで対処が必要です。
苔の場合の対処法
黒い苔の様なものであれば、弱る様子もなくピンピンしているはずです。
ガジュマルに直接被害はないからです。使わなくなった歯ブラシなどでこすれば落ちます。
根が傷んだり、根腐れの場合の対処法
根が傷んでいたり、根腐れしている様子ならば、こちらも害虫同様、急いで対処してあげなくてはいけません。
この場合は害虫と同様ですが、全体的に弱っていきます。根が弱ると葉が落ちるようになってきます。
その場合、季節が春から秋ごろであれば、傷んだ根を取り除き植え替えを行います。
冬であれば、植え替えをすることでガジュマルが更に弱ってしまう可能性があるので、春まで待ちます。
根腐れや根の傷みは水やりの管理が不十分な場合が多いです。
まず、土の表面だけではなく、土の中もしっかりと乾いていることを確認してから水やりをするようにします。
そして、日光によく当ててあげてください。ただし、春から夏の強い直射日光は苦手です。
木陰などの柔らかな日差しを当ててあげてください。
まとめ
幹が黒くなる原因と対処法を紹介しました。
生命力が強いガジュマルです。諦めず長い目で見て、対処して育ててあげてください。
特に寒い時期の不調は、暖かい春が来てガジュマルが復活することもよくあります。
ぜひ、もう一度、元気になったガジュマルに会えるように育ててあげてください!