ゴムの木の仲間であるガジュマルの木はゴムの木と同様に枝や幹を切りつけるとべたべたとした樹液が出てくることが特徴のひとつとしてあげられます。ですがその樹液が出てこないと不安ですよね。
そこで今回は樹液が出ない原因と対処方法についてご紹介します!
ガジュマルから樹液が出ないのはなぜ?
ガジュマルから樹液が全く出なくなってしまったのはほとんどの場合枯れてしまっているからだと考えられます。
なぜ枯れてしまったのか
ガジュマルが枯れる原因として考えられる項目は複数あります。まずは水の量です。少ない場合は単純に水不足で、多い場合は根腐れにつながります。
次に考えられるのは日光量です。もともと熱帯の地域に自生しているガジュマルは日光を好むため日光不足でも枯れてしまいます。
またそれと同時に室温が低くてもガジュマルの体質には合わないため枯れる原因となってしまいます。
枯れてしまったガジュマルは諦めるしか無いのか
それは違います。ガジュマルの枝も幹も根もすべて枯れてしまっている場合は復活させることはかなり困難ですが、ガジュマルは生命力がとても高いので枯れてしまっていてもどこか少しでも生きている箇所がある場合は枯れている場所を切り落とすなどして取り除けば復活させられる見込みがあります。
たとえば枝が生きていれば挿し木することで発根させ、そこから育てなおすことができますし、幹が生きていれば根と枝をすべて切り落として継続して育てることで発根する可能性があります。
枝の1部や根の1部が枯れているのであれば枯れた部分のみを切り落とし、枯れた原因ごとに対処して育てれば元気な姿に戻すこともできます。
この場合、水不足が原因なら水を多めに与えたり、水分過多の場合は断水をしたり、日照不足の場合はレースカーテン越しの日光から徐々に慣れさせたり、室温を10度以上に保ったりすることによって現在の状況を改善すればガジュマルの復活へとつながります。
枯れてしまった部分があるからといってすぐに諦めてしまうのではなく、原因をつきとめ改善し愛情を持ってガジュマルに向き合えば応えてくれる場合があります。
まとめ
今回はガジュマルの樹液についてご紹介しました。
ガジュマルから樹液が出なくなった場合は枯れてしまっていることが原因です。
改善するためには生きている部分があるのかを確認して枯れた部分を取り除き、なぜ枯れてしまったのか、その原因に合わせて環境を改善しましょう。