今回は、ガジュマルの葉っぱに主に焦点を当てて考えてみたいと思います。葉っぱは少しでも元気がなかったり、枯れたりすると気になりますよね。

では、黒くなってくるのはなぜなのでしょうか?

ガジュマルの葉っぱが黒くなったらどうすれば良い?原因について

もし、虫が付いているわけではなさそうでしたら、環境が原因かもしれません。

たいていは室内で日当たりも風通しも良い部屋に置いているものです。時々日中は日光が当たるように、そして適度な水分を与えるのが良いでしょう。

ガジュマル 葉っぱ 黒

葉っぱの一部が焦げたように黒くなってしまうのはなぜか?

多いのは、葉焼けだと思います。もしかすると、直射日光の強い時間帯に多く当たってしまったのかもしれません。

すす病

黒い葉はすす病の可能性もあります。すす病の菌はどこにでもいて、カイガラムシやアブラムシ、コナジラミといった害虫の排泄物や分泌物をエサにして増殖していきます。

すす病を発見したら、まず黒ずんでいる葉っぱを出来るだけ全て取り除いた方がいいでしょう。そのうえで、殺菌剤を散布してください。

その後、増殖の原因になる害虫を駆除する薬剤もかけておくと効果的です。害虫の発生を防ぐことがなにより1番です。害虫をみかけたら、月に数回は殺虫剤を散布して寄せ付けないようにしましょう。

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害虫

高温多湿の環境を好むので、日当たりがよく風通しのよい場所に置いてあげてください。

また、枝葉が混み合っているとそれでも風通しが悪くなるので、日頃から剪定をしておくと害虫の被害を防げます。

まとめ

なかなか会話ができない植物を栽培するのは難しいですね。家の中、特にエアコンでコントロールされた室内は私たち人間にとっては快適な空間ですが、植物にとっては不快で酷な環境ですよね。

どうしても屋外で越冬というわけにはいかないでしょうから、寒い時期は室内に置かざるを得ないとして、それ以外の季節には屋外管理をして、しっかり育てることで病気や害虫に対する耐性も出来ます。体力も貯金できるはずです。

少しでも変化を見つけたら、素早く対処するのも大事になってきます。成長期をどこでどう過ごすかが、上手く育てるポイントにもなるでしょう。

余談ですが、ガジュマルはコンクリートの割れ目などからたくましく生えているのが目撃されたりしています。根っこはなんとコンクリートまで浮かしてしまうほどたくましいそうです。