ガジュマルはポッコリとした太い幹や青々とした緑の葉っぱを1年中楽しむことが出来る観葉植物です。
ガジュマルの大きな特徴として、幹から紐のようなものが生えてきます。これは気根(きこん)と呼ばれるものでガジュマルはこれを地面まで伸ばして大きくなっていきます。観葉植物として育てる場合、気根が気になる方もいらっしゃると思います。
今回はこの気根を切っても良いものなのか、切る時の注意点などについてお教えします。
ガジュマルの気根は切ってもいいの?切る時の注意点とは
気根は、ガジュマルの大きな特徴の1つです。気根とは、幹や茎から出て空気中に現れている根っこのことです。気根はどんどん伸びていっていずれ地面に到達し、地面と繋がった気根は太く幹のように成長していきます。
気根の成長もガジュマルを楽しむ1つといえますが、気になる方もいらっしゃるでしょう。気根はガジュマルの生長に必要な部分ではありますが、切り取っても支障はありません。気になる方は切り取って幹の形を整えてあげてください。
ガジュマルの気根を切る時期は、4~7月が適しています。気根を切ることでダメージを受けてしまうので、生長期の時期に行う事で回復を早めてダメージを最小限にすることが出来るからです。反対に、10~3月は生長が止まる時期なので気根を切り取らないようにしましょう。
気根を切る時は気根の途中から切り落とすのではなく、根元から切り落とすようにしましょう。気根を切った部分から白い樹液が出てきますが、肌の弱い方はこの樹液でかぶれてしまうことがあるので切る時に園芸用の手袋をすると良いでしょう。
また、切った部分から雑菌が入って病気になることを防ぐために、市販の癒合剤を切り口に塗ってください。
気根を切った後は、1週間ほど直射日光の当たらない風通しの良い場所で管理しましょう。
まとめ
ガジュマルの気根が生えてくるのは、ガジュマルが元気に育っている証拠です。
切ってしまうのはもったいないと言われる方も多いので、切らずに育ててみるのも良いかもしれませんね。
しかし、気根を切っても生長にあまり影響はないので、気根の無いガジュマルも楽しんでください。