観葉植物として親しまれているガジュマルは、熱帯地域が原産で暖かく明るい場所なら屋内外を問わずすくすくと育つあまり手間のかからない植物です。
しかし、水を与えすぎると根腐れを起こしてしまうので、水やりのタイミングがガジュマルを元気に育てる重要なポイントです。
土の表面が乾いた時が水を与えるタイミングなのですが、土が乾かないというアクシデントが起こる場合があります。
そこで今回は、ガジュマルを植えた土の表面が乾かない時の原因と対処方法についてご紹介します。
目次
ガジュマルを植えた鉢の土が乾かない!原因と対処法とは?
ガジュマルは高温多湿の熱帯や亜熱帯地域に生息する植物なので毎日水を与えなくても十分育ちます。むしろ、水の与えすぎで根腐れを起こして枯れてしまうこともあるので、水は土の表面が乾いたら与えるのがベストです。
でも、土が何日たっても乾かないことがあります。それはどうしてなのでしょう?原因と対処方法しては次のようなものが考えられます。
根詰まりを起こしている
ガジュマルは生命力が強くて、根っこもどんどん伸びていきます。根っこが鉢の中でギュウギュウになると、水分を上手く吸収できなくなりなかなか土が乾かない原因になります。
対処方法としては、一回り大きな鉢に植え替えを行います。根詰まりを起こしてからでは遅いので、ガジュマルを育てる時は1~2年に1度、一回り大きな鉢へ植え替えを行いましょう。
鉢の受け皿に水が残っている
水やりの後、鉢の受け皿に水が残っていると土が吸い上げてしまいなかなか土が乾かなくなってしまいます。
対処方法としては、水やりの後に受け皿に溜まった水は必ず捨てましょう。
湿度の高い日が続いている
屋外で育てている場合、雨の日が続いたり梅雨や夏場の湿度の高い日が続くと土のが乾きにくくなります。
対処方法としては、雨の当たらない軒下のような場所もしくは、部屋の中に移動させると良いでしょう。
ガジュマルを植えている土が水はけの悪い土である
ガジュマルを育てる時には、水はけ重視の土を使用することが大切です。
土がなかなか乾かない時の対処方は、市販の観葉植物用の土や、赤玉土に鹿沼土や川砂をブレンドした土など、水はけの良い土に植え替えてみると良いでしょう。
まとめ
ガジュマルは育てる時にあまり手間がかかりません。しかし、色々と気を付けていても土がなかなか乾かないことが起きたりします
。土の状態を時々チェックして、土がなかなか乾かない時は、ご紹介した原因に沿った対処方法を試してみてください!