ガジュマルの木は亜熱帯地方に生息するとても大きな木です。アンコールワットの寺院にそびえるガジュマルは有名で、その大きさは人々が息をのむほどです。

日本では沖縄に有名なガジュマルの木がたくさんあります。樹齢はおよそ100年から300年以上のものまでと歴史は深く、高さは20メートル近くある巨木ばかりです。自然界では大きさで存在感をみせるガジュマルですが、観葉植物としての人気もかなり高く注目されています。

また、ガジュマルには種類もいくつかあります。ガジュマルの特徴は独特なスタイルととてつもない生命力です。観葉植物としてのガジュマルも大型となる種類があるのでしょうか。

観葉植物としてのガジュマルも大型にできる種類はあるの?

ガジュマルの種類の中に、見た目が特に印象的なニンジンガジュマルという気根がぷっくり膨れたガジュマルがあります。

ガジュマルの最大の特徴はこの根っこの部分なので、こういったタイプのガジュマルをお店でみかけることが多いかもしれません。

ガジュマル 観葉植物 大型

しかし、観葉植物としてのこのガジュマルは、このむき出した根にはある程度成長すればその先の成長はなかなかありません。そのため、大きく育てるには幹や枝を伸ばしていくのですが、大型とまではいかないようです。

ニンジンガジュマル以外のほとんどの種類の場合は、あまり気根のインパクトはありませんが大型に育てることができます。種類でいうと、シダレフイリガジュマルやセンカクガジュマルです。

他にもあまり流通されていませんが、パンダガジュマルや黄金ガジュマルなんかも育てれば大きく成長するでしょう。

これらの種類は葉に特徴があります。シダレフイリガジュマルはとてもおしゃれな斑入り模様の葉が特徴で、センカクガジュマルは濃い緑で分厚い少し小ぶりの葉、パンダガジュマルは丸くて黄金ガジュマルは黄緑の綺麗な色をしています。

スポンサードリンク

大型に育つ種類のガジュマルの木を大きく育てるコツとは

日光浴と水やりや葉水に加え根腐れに注意することです。他の観葉植物に比べれば簡単なお世話で大きく育てることができるでしょう。

まとめ

ガジュマルの木は、ほとんどの種類が簡単なお手入れお世話で比較的大型に育てることのできる観葉植物です。

しかしその中でも、ガジュマルの最大の特徴である精霊の住む気根が最も特徴的な印象を持つニンジンガジュマルは、思いのほか大型に育てるのは難しいようです。