ガジュマルは、観葉植物のなかでもユニークな形から人気があります。自然で育つガジュマルはとても大きく、有名なもので建物を飲み込むような巨大な高木もあるくらいです。

室内用に改良されたガジュマルでも、成長の威力は強く春から秋にかけてはぐんぐん育ちます。しかし、もともと亜熱帯で生い茂る木ですから冬の寒さは苦手な植物です。

そんなガジュマルが得意としない冬を乗り越え春になるとき、気をつけなければいけないことはどんなことでしょうか。

ガジュマルを育ててみよう!活発になる春に葉が落ちることもある?

どんな植物でも季節によって強い時期、弱い時期をもつものが多いです。ガジュマルは、寒さには強くないので冬には発育がストップしてしまいます。

ガジュマル 葉が落ちる 春

そして、春になり暖かくなってくるとまた成長をすすめます。新芽が出てくる時期でもあります。そんな大事な時期なのに、葉が落ちることもあるのです。その原因は何でしょうか。

ガジュマルは突然の変化にとても敏感な性質があります。冬と春では空気も気温も、そしてガジュマルが大好きな日差しの強さも全然違います。季節の変わり目は日ごとに温度も安定しません。暖かくなったからといって急に直射日光にあててしまうとストレスを感じ、最終的に葉が落ちる原因となります。

春の日差しが心地よいからといっても、少しずつ少しずつ外に出すようにしましょう。そして冬場には育ちがとまるため水は控えめにあげていましたが、春からはいよいよ楽しみな成長の時期です。

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鉢の下のお皿に水がこぼれる程度に、沢山お水を与えましょう。害虫予防も兼ねて、霧吹きなどでこまめに葉に水をかけることもお忘れなく。葉が落ちてしまう原因は季節共通で他にもあります。

水のあげすぎの場合、又は反対に水が不足していても起こり得ます。害虫の仕業の場合もあれば、日照不足、葉焼けといった原因も考えられるので、日々の葉の様子と土の渇きのチェックが重要なカギとなります。

とはいっても、ガジュマルはとても強い観葉植物です。気づいてからでもしっかり対処していれば、また春には元気な新芽がでてくる力があるので、あまり神経質にならずに楽しんで育ててみて下さい。

まとめ

ガジュマルは春になると秋にかけて成長期のはじまりです。

寒かった冬からの温度変化に気を付けて、焦らずに少しずつ時間をかけておひさまの当たる場所まで移動させてあげましょう。

室内や日の当たらない場所から突然日向に移動してしまうと、過敏なガジュマルの葉が落ちる原因にもなり兼ねるので注意しましょう。