ある日、ガジュマルの葉っぱに茶色い斑点を見つけたとしたら…ハダニが原因でしょうか?

以前、白い斑点が出てきた時は、ハダニが原因でしたが、今回も同じなのでしょうか?それとも、病気なのでしょうか?

詳しくお話したいと思います。

ガジュマルの葉に茶色い斑点があるのは病気のサイン?

葉っぱに黒や褐色などの斑点が出現し、最後には葉全体の色が変わってしまい、枯れてしまいます。斑点が出るのは病気にかかっている可能性が大いにあると思います。この病気の原因はカビや細菌だと言われています。

ガジュマル 葉 茶色 斑点

ほとんどがカビによるもので、病原菌や発病する植物によってさまざまな症状があって、病気の種類も数多くあります。葉をよく見ると菌糸も発見できるはずです

代表的な病名は赤斑病、褐班病、黒点病、斑点細菌病などさまざまです。しかし斑点細菌病のように細菌が原因の病気は菌糸が見られません。

症状がまだ小さいうちは、葉を切り取って株全体にダコニールという殺菌剤やトップジンMゾルという殺菌剤などを一週間おきに数回散布します。このとき周囲の落ち葉なども念のため焼却処分をした方がよいでしょう。

症状が重い場合は、株ごと抜き取って焼却しましょう。病原菌は風によって感染しやすいです。雨水などで移動することもあります。葉の裏に雨水の跳ねあがりなどがつかないように鉢を地面から遠ざけた方が無難でしょう。

病原菌であるカビは高温多湿を好みますので、風通しがよく湿気の少ない環境を保ちます。茂りすぎた枝や葉を切り取って、株が蒸れないように注意しましょう。

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特に梅雨の時期などの気温の比較的高いときや、夏に雨の日が続いたときなどは水のやりすぎや葉への水の付着にも注意してください。

そして、春から秋にかけて発病しやすいですが、被害にあった葉の上で病原菌が越冬するので枯葉などはそのままにせず、こまめに処分して発病を防ぐようにした方がよいでしょう。殺虫剤や殺菌剤などもうまく利用しながら、ガーデニングを楽しんでみてくださいね。

まとめ

どうしても病気にかかると、大量の葉を剪定せざるを得ないし、症状が重いと株を丸ごと焼却までしてしまわないといけないため、悲しい結果となってしまいますね。

でも、ガジュマルはまた春になると新芽が出て、新しい葉が茂りますので幹が生きていれば心配することはないでしょう。