とても特徴的な幹をもつガジュマル。自生種では大きくて20mにも及ぶものもあります。

垂れ下がる「気根」が幹などに絡まることで「絡まる」と言う言葉から「ガジュマル」となったという説もあります。

そんなガジュマルの夏の管理の仕方を見ていきましょう。

ガジュマルにとって夏の屋外は厳しい!?

ガジュマルは春~秋にかけては屋外での管理が可能です。ただし夏は直射日光に当たっていると葉やけを起こしてしまうので、環境に応じて遮光しつつ管理しましょう。

40度を超える暑さの場合は葉に影響がでてしまうので風通しの良い涼しい場所へ移してください。遮光ネットなどを使って対策します。

 ガジュマル 屋外 夏

水やりと肥料について

特に気を付けなくてはいけないのが水やりです。気温が上昇する昼間に水をやると根や葉が傷むので、気温が少し下がる朝と夕方に土の表面が乾いたら水を与えましょう。

また、活力剤を1000倍に希釈したものを水やりの2~3回に一度与えると夏バテ防止になります。

肥料は与えなくても育ちますが、与えることによって成長が早くなります。冬以外の季節に適切な濃度に希釈した液肥を10日に1回の割合で施します。もしくは、緩効性(化成肥料)の置き肥を施します。

夏は屋外より室内管理がおすすめ

日光が大好きなガジュマルですが、日差しが強い真夏は屋外より室内での管理がおすすめです。エアコンの風が当らない日当たりの良い場所に置きましょう。直射日光を避けるためレースのカーテン越しで調節しながら管理していきましょう。

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ガジュマルは耐陰性があるので室内に日が当たっていれば日陰に置いても大丈夫です。しかし、日光に当てないでいると枝が間延びしてしまうので、日が入る明るい日陰がベストです。

室内で育てるときに気を付けたいのが、空気の停滞です。ずっと閉めきりにしているとガジュマルの葉も落ちやすく、害虫もつきやすくなります。適度に窓を開けて空気の入れ替えをしてあげましょう。

まとめ

夏の時期のガジュマルは屋外でも室内でも管理する場合、直射日光は避けて明るい日当たりの良い環境が大切です。そして温度管理や適度の風を入れてあげることも必要です。

しかし、温度調整が難しい屋外よりも室内の方が管理しやすいのではないでしょうか。