ハイドロカルチャーという水耕栽培はお庭がないお家でも手軽にお家の中で植物を栽培でき、土などの汚れを気にすることなく行うことができるのでとても人気がある栽培方法です。インテリアとしてもハイドロカルチャーで行う栽培は向いています。

そんなハイドロカルチャーと相性が良い植物ガジュマルの育て方について今回は調べて行きましょう。

ガジュマルの育て方・ハイドロカルチャー編

まずは鉢植えやポットなどに入っているガジュマルをまずは引き抜き付着している土を完全に取り除くため、水を使って洗ってください。

水で洗う際は強い水圧などを利用すると根を傷つけてしまう可能性がるので弱い水圧で丁寧に土を落とします。

ガジュマル 育て方 ハイドロカルチャー

次に底の空いていないガラスの容器を用意し、底の部分に根腐れ防止剤を敷きます。おススメは「ミリオンA」根腐れだけではなく水の活性化、ミネラルの補給、さらには光合成の促進などの機能を発揮します。

そしてハイドロボール(人口用土)を入れていきます。サイズは容器に合った大きさの粒を選んでください。まずは容器の1/3入れます。そこへガジュマルを気根がきれいに見える角度で配置し固定していきます。位置が決まったら根が固まらないようにハイドロボールを入れていき、敷き詰めていきます。

ここで細かい調整を行うのですが、根の下などには隙間が空きやすくなっていますのでそれを埋めるように容器を軽くゆすったりピンセットなどで埋めてください。

水やりについて

容器の1/5程度のお水で構いません。この時に水の量を見れるようにしたいので容器はガラスなどの透明なものが良いです。

環境が変化してすぐはあまり日光に当てず。1週間ほどは日の当たらない場所で管理し、その後は直射日光があたらない明るい場所で管理します。

あたたかくなり過ぎて中の水が温まると根腐れの原因になりますので注意しましょう。

日ごろの水やりも表面が乾き、容器の底に水が無くなって2日後くらいにまた容器の1/5ほどの水を入れるという頻度であげましょう。

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肥料について

ハイドロカルチャー用の液肥を行うのですが春から秋は月に2回、冬は生育が止まるので肥料の必要はありません。また冬は気温が5度以下にならないように注意しましょう。

肥料をあげすぎると根腐れの原因となりますので希釈倍率などに注意しあげすぎないようにしてください。

植え替えは半年に1度は行います。とはいえハイドロカルチャーの植え替え作業は主に、底に敷いた根腐れ防止剤を入れ替えることと、ハイドロボールを洗うための作業です。

きれいに洗ってえ替えてあげましょう。

まとめ

今回はハイドロカルチャーという栽培方法でガジュマルの育て方を調べてきました。

ポイントとなるのは水やり、土の栽培とは異なり容器の底があいていないので水はけが問題になります。水が多すぎると根腐れするので容器の底の水が無くなって2日くらい経ってから与えましょう。

あまり神経質になりすぎ無くても良いのでお部屋の中で南国の木・ガジュマルを楽しんでみてはいかがでしょうか。