植物は放置していると歯や茎、枝もどんどん伸びていきますが、そのままでは見た目も良くありませんし、病気や害虫の被害にも遭いやすくなります。
そこで剪定や切り戻しも行っていきたいですが、ガジュマルの切り戻しはどのように行うのか、失敗しないコツも知っておきたいところです。
ガジュマルの切り戻しが失敗する原因を知る
植物は葉や枝が伸びてきますが、そのまま放置していると形が悪くなってしまいますし必要以上に大きくなってしまうこともあります。さらに過剰に枝や葉が密集してしまうと風通しも悪くなり、病気になったり害虫の被害に遭うこともあります。
それゆえ、伸びすぎてしまった葉や枝は適度に切り落とすことも大事です。葉や枝を切り落とす作業を剪定や切り戻しと表現しますが、ガジュマルを切ると切り口から白い樹液が出てきますが、肌の弱い人は触れるとかぶれることもありますので、手袋をつけておくことがおすすめです。
ガジュマルの切り戻しの際に切り過ぎてしまった時は
失敗したと感じる人もあるかもしれませんが、ガジュマルは生育旺盛な植物ですので切り過ぎたぐらいでもむしろ丁度良いとも言えます。丸坊主にしても大丈夫なぐらいの植物です。
切り戻しに失敗して枯れてしまったら
その原因としてはまずは時期が間違っているということがあげられます。
冬場は成長が止まる季節ですので、このときに切り過ぎてしまうと枯れてしまうこともあります。それゆえ切り戻しをする場合も植物の成長な時期である5月~7月ぐらいが向いています。
さらに失敗の理由としてはぷっくりとした太い幹を切ってしまったということがあげられます。太い幹は水分や養分を取り入れるのに大切な役割を果たしていますので、切る場合もぷっくりとした太い幹より上の枝を切るようにします。
さらに、切り戻しの後は切る前よりも水分を必要としていませんので、水をやり過ぎると根腐れしてしまうこともあるので注意が必要です。
さらにハサミが不潔な状態だと切口から雑菌が入り、枯れてしまう可能性もありますので、清潔なハサミを使うこと、切ったあとに切り口に癒合剤を塗っておくとより安心です。
切った枝は挿し木にして増やすこともできますので、切り戻しに失敗した、芽が出てくるか不安という場合は挿し木も同時に行ってみるのも良いでしょう。
この時も切口の樹液が固まってしまうと吸水が悪くなるので、水でしっかりと洗い流しておきます。
まとめ
ガジュマルは強い植物ですので、切り戻しの際も切り過ぎた場合にも短期間で新しい芽を出すなど回復力にも優れています。
それゆえ、切り戻しや剪定も比較的しやすい植物と言えますが、時期を間違ってしまったり、太い幹を切ってしまうと弱ってしまったり、時には枯れてしまうこともあります。それゆえ、作業を行う際もその方法や時期はしっかりと確認しておきましょう。
ハサミが不潔なことも失敗の原因となりますので、清潔にしておくことも大切です。