今や観葉植物として人気があるガジュマル。精霊が宿る木として世界でも「聖木」として知られています。
今回は、ガジュマルの鉢植えを外で育てる際のコツについてみていきます。
ガジュマルの鉢植えの育て方。外での管理法とは
観葉植物は本来、室内で育てて管理されているものです。葉色や形、模様などを観賞する植物です。
ガジュマルは鉢植えだと最大2mくらいまで大きくなりますので、大きく育てたいのであれば外で育てることも可能です。
ガジュマルは熱帯地方原産であるので春~夏(5月~7月頃)が生育期になります。戸外で育てるのであればこの時期がベストになります。
置き場所はどこがいい?
日光が大好きなガジュマルは日当たりの良くない所では当然生育も悪く葉の色、ツヤも悪くなります。「日当たりの良い場所」が必須になります。
しかし、斑入りの品種などは真夏の直射日光は避けましょう。強い光線に弱いため葉焼けを起こしてしまいます。冬は生育が止まるので室内へ入れ日当たりの良い場所で管理します。
鉢植えがおすすめ
ガジュマルは地植えも出来ますが冬の室内へ取り込むことを考えると鉢植えがおすすめです。用意する鉢は根腐れ防止のために浅形のものが良いでしょう。
株より一回り大きめの鉢を選びましょう。底に鉢底石を敷き水はけ良くさせておきます。
用土は水はけが良く、通気性のある土を用意します。赤玉土(小粒)、腐葉土、パーライト(小粒)6:3:1の割合で混ぜた土か、市販の天然土の観葉植物の専用土を使用しましょう。
ガジュマルの植え付け時期について
5月~7月の生育期が最適です。まんがいち根を傷つけても修復が可能です。反対に夏や冬の植え付けは避けておきましょう。
春~夏にかけての水やりは毎日行います。ただし、土の表面が乾いていない場合(雨続きなど)は二日以上あけてから水やりをしましょう。
秋~冬にかけての水やりは土の乾き具合を見ながら月に1、2回の水やりをしましょう。
まとめ
ガジュマルは寒さに弱いので冬は室内での管理が重要になります。真冬など地域にもよりますが5度以上を保つのは難しく、5度以下では枯れてしまう恐れがあります。
鉢植えで育てていれば移動も楽なので生育期には外で、秋~冬の間は室内で適した管理をしていく事が大切です。