ガジュマルの木と言えば、沖縄では『キジムナー』という妖精が住む木として親しまれ、生命力を感じる植物ですよね。
そんなガジュマルは沖縄などの南国だけではなく最近では観賞植物としてご家庭で育てている方も少なくはありません。
今回はガジュマルの木を種から育てる育て方をご紹介したいと思います。
ガジュマルの種まき方法とは?
ガジュマルの種は通販や園芸店などで購入が可能、4月から6月の暖かい時期に種まきは行いましょう。
ピートモスや種まき用の土をビニールのポットに入れそこへガジュマルの種を蒔いていきます。上から土を被せる必要はありません。まずは発芽させましょう。
この種ですが、購入時のままで蒔いても発芽はしません。種には発芽を抑制する物質が付いていますので茶こしに入れて水で軽くもみ洗いをしてください。
準備した土に水を含ませ種を蒔き乾燥しないように3・4か所穴をあけたラップなどを施し、暖かい日陰で管理します。1週間ほど経つ頃、小さな芽が出始めます。
発芽して1か月くらい経ったら本葉が出てきます。本葉数枚が出てきたらビニールのポットから鉢植えに植え替えを行います。
ガジュマルの種の育て方とは?
ガジュマルは日光を好みます。日のあたりの良い場所で管理しましょう。
春から秋にかけては外に置いても良いですね。真夏の直射日光は強すぎるので明るい日陰に置くといいです。逆に寒い冬は気温が5度以下にならないように注意してください。室内管理でエアコンの風が直接当たらない場所に置きましょう。
植え替えを行う際の土は必ず水はけのよいものを選んでください。水はけが悪いものを選ぶと根腐れを起こしやすくなります。
ガジュマルの木を育てる際の最大のポイントになるのが水やり
春から秋にかけての生育期には土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、冬場は根腐れや耐寒性を上げるためにも水やりは控えめにしてください。
表面が乾いてから2・3日後にあげるのが良いでしょう。そして害虫などを予防するために毎日葉水を霧吹きで行いましょう。
肥料について
春から秋にかけて液肥を10日に1度与えるか、緩効性の置き肥を2か月に1度与えるのが好ましいです。
冬は休眠期になるので肥料は不要です。与えてしまうと肥料焼けを起こして枯れてしまいます。
まとめ
このようにガジュマルの木を種から育てるには、そこまで大変な作業はありません。
一番初めの種を洗う作業位でしょうか。発芽しなければ成長はしませんのでしっかりと洗って種まき用の土にパラパラと蒔き、発芽させましょう。
育てていく過程でのポイントは『水やり』、季節に合わせた水やりの方法で丈夫に育てていきたいですね!
さあ、みなさんもガジュマルの木育ててみたくなりませんか?