インドから東アジア、日本国内だと沖縄や種子島、屋久島に自生していてキジムナーと呼ばれる真っ赤な髪の子どもの姿の精霊が宿っているといわれているガジュマルの木。近年インテリアとして人気が急上昇しています。
そこで今回はガジュマルの育て方で一番大切な水やりについてご紹介します!
ガジュマルへの水やり頻度はどのくらい?
ガジュマルはもともとインドや東アジアの植物なので湿度が高めな場所を好みます。そのため水やりはガジュマルを育てる上でとても大事な行為です。
ガジュマルに水を与える頻度は室内か屋外かといった環境と季節によって回数、量共に大幅に変わってきます。
春・秋頃
土が完全に乾ききってから水をたっぷり与えます。この頃は根が元気で水を吸収する力があるので鉢の下から水が滴るくらいしっかりと水やりしましょう。
土が乾ききるのにおそらく2,3日程度かかりますが天候や育てている場所にもよるので土が白っぽくなっているかを基準にしてください。
夏
春・秋と同様に土が乾いている状態を確認してから水を与えます。春・秋と異なるのはおそらく土が乾くペースが速いので水やりの頻度がほぼ毎日になるということと、必ず日が暮れて気温が下がってから水をあたえるということです。
ですが、使っている土の水はけ具合や環境によっては土の乾きが悪い場合もありますのできちんと土が乾いているかどうかを確認しましょう。
冬
根が水を吸収する力が弱まってしまうため土が乾いてから2,3日経過後に水を与えてください。
とはいえ、水が足りなくても枯れてしまうのでガジュマルの様子をしっかりと観察しながら水やりをしてくださいね。
ガジュマルの葉には水を毎日あげるべき?
ガジュマルには1年を通してとても重要なポイントがあります。それは葉水(ようすい)です。
葉水とは葉に直接霧吹きで水を吹きかける行為のことで、ガジュマルなどの湿気を好む植物には欠かせません。葉水は冬の水を控えている期間だとしても必ず毎日与える必要があります。
この葉水がないと毎日水やりをしていても葉が枯れてしまうので欠かさずに行いましょう。
まとめ
ガジュマルは水が足りなくても多くても根腐れしてしまいますので水やりの頻度は季節によって変わりますが必ず土が乾いてから行いましょう。
また、水やりを行わない期間でも毎日必ず葉水は与えないと葉が枯れてしまうので注意してくださいね。