沖縄や東アジア、インドなどが自生地のガジュマルは寒さに弱く、夏を大変好みますがその分、ほかの季節と比べ水やりの頻度ややり方には十分気をつけないといけません。

そこで今回は夏場のガジュマルへの水のやり方、頻度などについて詳しくご紹介します。

ガジュマルに夏場に水やりをするときの注意点とは?

ガジュマルは季節ごとに水やりのやり方を変えないとうまく育ちません。夏場は特にほかの時期よりも注意しないと最悪の場合枯れてしまうこともあるため詳しくご紹介します。

ガジュマル 夏 水やり

ガジュマルへの水やりの基本は土の乾燥具合をよく観察すること

どういうことかというと、ガジュマルは比較的高温多湿な環境を好みますが、水が多すぎて根にずっと湿気がたまっている状態が続いてしまうと根腐れを起こしてしまいます。それを予防するためには土がカラカラに乾いていることを確認してから水やりをする必要があるのです。

ですので水やりをするときには必ず土がカラカラになったタイミングで鉢の下からにじんでくるくらいたっぷりの水を与えるようにしてください。土がカラカラになる目安の日数としては、夏の場合約2,3日程度です。

もうひとつ注意が必要なのは水を与える時間帯

夏場、日中に水を与えても気温が高いためかけた水がお湯と同じくらい温かくなってしまいガジュマルが弱ってしまいます。そうなると最悪枯れてしまうことになりかねません。

そうならないためにも水やりの時間は夕方以降の日が落ちて涼しくなってきたタイミングに行ってください。

もし夕方にあげ忘れてしまったときは朝方日が昇る1時間程度前までなら水やりを行っても問題はありません。ですがなるべくなら夕方以降にあげたほうが水があったまってしまうリスクは避けやすいのでおすすめです。

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また水やりは約2,3日に1度程度で大丈夫ですが葉水は毎日欠かさず与えましょう。葉水とは霧吹きを使い葉に直接水をかける行為のことでガジュマルの育成には必要不可欠です。

湿気を好むガジュマルの葉は乾燥してしまうととても枯れやすくすぐに元気をなくしてしまいます。ですので葉水は水やりをしない日でも必ず行わないとガジュマルの命にかかわるのでとても大切な行為になります。

まとめ

夏場のガジュマルに水やりをする場合には土がカラカラになるまでに約2,3日程度かかります。カラカラになっているのをちゃんと確認してから鉢の下から水が染み出るくらいたっぷりと与えてあげましょう。

また葉水は毎日欠かさず与えるとガジュマルの葉がつやつやになったり枯れるのを防止できます。ぜひ暑い夏場を乗り切れるように気をつけて管理してくださいね。