ガジュマルは、ポッコリとした幹と光沢のある濃い緑色の葉っぱが特徴の木です。そのかわいい姿と育てやすさから園芸初心者にもおすすめの観葉植物としても人気が高く、最近では100均などでもよく販売されています。

ガジュマルは生命力の強い植物で、家庭で株を増やす時は挿し木で増やすことができます。また、ガジュマルは寄せ植えにも向いていてよく使用されるのですが挿し木も寄せ植えすることができるのでしょうか?

今回は、ガジュマルの挿し木の寄せ植えについてお教えします。

ガジュマルの挿し木は寄せ植えできるの?

ガジュマルは、家庭で育てるとほとんど花を咲かせません。また、市販でも種はあまり売っていないので、ガジュマルの株を増やすには挿し木にすることが一般的です。

ガジュマルの挿し木は難しくなく、3か月ほどで根が張ります。その後も暖かい環境で日光をしっかり浴びせて適度に水やりをすれば、ぐんぐん大きくなっていきます。ですから、挿し木で育てたガジュマルも寄せ植えすることはできるのです。

ガジュマル 挿し木 寄せ植え

観葉植物を寄せ植えする場合は、相性が大切になります。植物にはそれぞれ育ちやすい環境があるのです。

それぞれの植物が好む育成環境があまりにも違うものを寄せ植えしてしまうとどれか1つの植物に合わせて育ててしまい、上手く育たなくなってしまいます。

ですから、寄せ植えをするときに重要なのは、好む育成環境が似た植物を選ぶということです。寄せ植えを行う時に大切な育成環境のポイントは次の3つとなります。

日光

観葉植物には日光を好むものと日光に弱いものに分かれます。ガジュマルは日光を好む観葉植物ですので、パキラやポトスのような日光に弱い観葉植物との寄せ植えは向いていません。

ガジュマルのように日光を好む観葉植物は、幸福の木(マッサンアゲナ)・サボテン・ベンジャミン・ソテツ・オリーブ・ゴムの木などです。

温度

育成温度も重要なポイントになります。観葉植物は熱帯地域が原産のものがほとんどなので、寒さに弱い種類が多いです。

ガジュマルは5℃以下になると枯れてしまうのでそれに近い育成温度で育つものと寄せ植えをすると良いでしょう。

また、育成温度が近い場合は、寒さに弱い植物に合わせた温度管理で育てると失敗しません。

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水も多く必要とする植物と水をあまり必要としない植物とに分かれます。

ガジュマルは水をあまり必要しない植物ですので、水を多く必要とする植物に合わせて水やりをしすぎると根腐れを起こしてしまいます。

ガジュマルはあまりたくさんの水を必要とはしませんので同じように水をたくさん必要としないパキラやサボテンなどと相性が良いと言えます。

まとめ

ガジュマルは挿し木でも寄せ植えは出来ます。しっかりと根が張ってから寄せ植えをすると良いでしょう。

また、ガジュマルに似た育成環境の観葉植物で寄せ植えを作ると育てやすいのでおすすめです。

今回お教えしたポイントを押さえてガジュマルの寄せ植えをしてみてはいかがでしょうか?