ガジュマルは、沖縄や台湾など暖かい土地で自生する植物で、最近は若者や年配の方々まで人気ある観葉植物として見かけることが多いです。株元がふっくらとしたフォルムが可愛らしく、大変人気沸騰中です。
そんなガジュマルですが、挿し木で増やすことができます。
今回は、ガジュマルの挿し木への水やり方法や水やりの頻度について紹介して行きます。
ガジュマルを挿し木にした時の水やりは、どのようなものでしょうか
ガジュマルを挿し木する際は、剪定をしたときに出る挿し穂を使うのですが、この挿し穂は、断面を斜めに切っておく必要があります。そうすることで、切り口の面積を広くし、たくさんの水を吸収することができるからです。
また、剪定したときに切り口や断面から樹液が出ることがあるので、この樹液は、しっかりと拭いておきましょう。この樹液をそのままにしてしまうと、土の中で固まってしまい、水を十分に吸ってくれなくなってしまいます。
そして、挿し穂は水のつけておき、十分に水を吸わせたら、土に挿し木していきます。このときに水はたっぷりあげてください。
そして、ガジュマルは、明るい場所を好みますが、直射日光を当てないように半日陰においておきましょう。「土を乾かせない」ということがポイントです。
土が乾いてきた頃を目安に水やりをしていくと良いと思います。ただし、水のあげすぎには十分注意してください。根腐れの原因になります。
挿し木をして、初根するまでに、3ヶ月ほどかかります。「土が乾いたら水をあげる」というペースで水をあげていけば、生長して行きます。挿し木をして1.2週間ほどたったら、液体の肥料をあげるとさらに生長を促進して良いと思います。
まとめ
今回は、ガジュマルの挿し木への水やり方法や水やり頻度について紹介しました。
ガジュマルを置いておく場所によって、水をあげる頻度は、変わってきますので、目安として、「土が乾いてきてから、土が湿る程度に水をあげる」のを目安にするといいと思います。
挿し木の仕方を身につけて、人気のガジュマルを増やしてみてはいかがでしょうか。