ガジュマルは、亜熱帯の気候に適した南国に生息する根っこが特徴的な植物です。日本では、沖縄や鹿児島で見ることができます。
自然にそびえるガジュマルは驚くほどに大きく、沖縄の人々の間ではこの木にキムジナーという精霊が住んでいる、と言い伝えられています。
大変人気の高い植物で、この木見たさに観光名所となっているくらいです。そしてこの人気に拍車がかかり、今では観葉植物としてユニークな形をしたコンパクトサイズのガジュマルが流通しています。
ガジュマルにも種類があり、どれもこれも魅力あるものばかりです。見分け方や違いに注目して、ガジュマルの種類をご紹介します。
ガジュマルの種類にはどんな違いが?見分け方とは?
大きくて樹齢が長く歴史深い沖縄地方などの自然のガジュマルは、一番オーソドックスなタイプです。名前もそのまま「ガジュマル」です。
このタイプを基本として、ガジュマルにはいくつかの種類があります。ガジュマルがみせるおしゃれなスタイルから、人気度の大変高い観葉植物になっているようです。
ガジュマルの種類をまとめてみました。
黄金ガジュマル
白っぽい黄緑の葉の色が特徴的です。葉に光があたればさらに綺麗に輝きます。
フイリシダレガジュマル
小さめの葉は緑色に白っぽい斑が入っていて、涼し気な印象はインテリアに映えます。
センカクガジュマル
小さめの葉はひし形に近く、濃い緑色をしていてとても分厚いのが特徴です。
パンダガジュマル
葉の形が丸く、キュートなイメージからとても人気の種類です。
ニンジンガジュマル
根からできた幹が、人参のごとく太いのが特徴です。種から育てた観葉植物として一番流通しているタイプです。
このように、ガジュマルの種類はそれぞれにインパクトがあります。葉の色や形、または分厚さ、幹の形などに注目してみれば、だれでも簡単に見分けることができます。
まとめ
観葉植物で人気のガジュマルの木は、葉っぱに注目すれば種類が判明しやすい植物です。
ひし形のもの、丸いもの、または斑のはいったものや色が濃いもの薄いもの、それぞれに独特な特徴があります。
そしてそれぞれが見せる姿はどれもお洒落で、お部屋の印象をグッとよくしてくれそうな魅力がたっぷりつまっています。
あなたのお部屋には、どのタイプのガジュマルがお似合いでしょうか。