その独特の枝ぶりから、観葉植物としてはもちろん、盆栽として楽しむこともできるガジュマル。苔や石、砂利などを利用し、時間をかけて自分好みの盆栽に仕立てていくのはとてもわくわくする作業です。

さて、そんなガジュマルですが、盆栽にするにあたってまずおこなわなければならないのが、ぴったりの鉢を探すこと。普通の植木鉢とどう違うのでしょう?また、鉢の素材や形は何がおすすめなのでしょう?

今回は、盆栽のガジュマルにおすすめの鉢について、お話ししていきたいと思います。

盆栽のガジュマルにおすすめの鉢とは?

ガジュマルを盆栽にするときは、木の大きさに合った鉢に植えることが大事です。

ガジュマル 盆栽 鉢

具体的には、木全体の大きさより少し小さめのものを選ぶと、木と鉢のバランスがとれてよい形になりやすいと言われています。

鉢は小さすぎると根が鉢の中で詰まってしまい、木の成長が鈍くなったり、木を支えきれなくなったりします。逆に大きすぎると、土全体の水分量が多くなってしまい、根腐れの原因になってしまいます。

大きすぎず小さすぎず、ちょうどいい大きさの鉢を選ぶことは、木の健康のためにも大事なことなのです。

盆栽初心者の方には、鉢の深さが5cm以上あり、鉢の内側に釉薬がかかっていない鉢がおすすめです。鉢に深さがあれば、ガジュマルが安定して木を支えることができます。また、内側に釉薬がかかっていないので、鉢の通気性が上がり、水はけがよくなります。

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ユニークな鉢を使って盆栽を育てる方法

石をくり抜いて作った盆栽鉢や、磁器・ガラスなど、変わった素材でできた鉢を使った盆栽を見たことがある方も多いでしょう。

しかし、変わった素材は通気性などの面で問題が多く、管理がとても難しいので、おすすめできません。

特にガジュマルは、水はけが悪いと根腐れを起こしやすい植物なので、基本的には陶器など水はけのよい素材でできた鉢を使用しましょう。

まとめ

ガジュマルを盆栽にするときにおすすめの鉢について解説しました。

基本的な特徴さえ押さえておけば、あとは自由に鉢を選んでレイアウトできるのが、盆栽の楽しいところ。

最近はインターネットなどでもたくさんの鉢が販売されているので、ぜひお気に入りの鉢を探してみてください。