ガジュマルは観葉植物の中でもポピュラーな植物です。ホームセンターや園芸店だけでなく、最近では100円均一のお店にも出回っているのをみることができますね。

熱帯地域が原産のクワ科に属するガジュマルは、丈夫で成長が早いのが特徴です。暖かい地方の植物ですからもちろん日が当たる場所を好みますが、強い光に長時間当たるのは実はあまり良くないのです。

今回の記事では、ガジュマル(観葉植物)の葉焼けとその対処方法についてご紹介していきます。

観葉植物のガジュマルが葉焼けを起こすとどうなるの?

人は直射日光に長時間当たると日焼けをしますよね。植物にも同じようなこと(葉焼け)が起こるのです。
ガジュマル(観葉植物)が葉焼けを起こすと、葉の色が茶色か真っ黒に変色して元気がなくなります。

葉焼けとは、強すぎる直射日光によって葉の温度が急激に高くなり組織が壊れてしまうことです。
しかもその部分は元に戻ることはなく、葉焼けのせいで株が弱り枯れる原因にもなります。

成長が始まったばかりの新芽や、柔らかい部分は葉焼けをしやすいようですよ。

観葉植物 ガジュマル 葉焼け

ガジュマルが葉焼けを起こした場合の対処と予防策とは?

一度葉焼けをしてしまうと元にはもどりませんから、まずは変色した葉や傷んだ茎は綺麗に切り落して日影に移動しましょう。

土の表面が乾燥したら水やりして管理しますが、葉が少なくなるということは蒸散ができなくなることなので、乾燥しにくい状態になっています。

水のやりすぎは余計にガジュマルが弱りますから注意してください。
新芽が出てきたならば、液肥を少量ずつ与えるようにすると回復の助けになるでしょう。

なるべくなら葉焼けを起こさないのがベストです。葉焼けしないために気をつけることをいくつかあげていきます。

季節の変わり目は注意

特に気をつけたいのが季節の変わり目に、暖かくなるタイミングで日当たりの良い場所に出す時です。
必ず少しずつ慣らしながら日光に当てましょう。

いきなり日が強く当たる場所に置くのは避けたほうが良いですよ。

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長時間の直射日光は危険

人間でも夏場に直射日光に当たるとひどい日焼けをおこして大変な目にあいますよね。

それは植物も同じですよ。

「照り返し」も葉焼けの元

日差しが強い夏場にコンクリートの上などの暑くなる場所に直置きするのは、照り返しで葉焼けを起こすだけでなく、下からの熱で根も傷めます。スタンド等を上手に使って、直置きは避けましょう。

まとめ

いかかでしたでしょうか。

せっかく家に迎え入れたガジュマルが葉焼けで枯れるのは悲しいですよね。

ご紹介したポイントに注意して、ガジュマルを葉焼けから守って元気に育ててくださいね!!